スピッツ:ロビンソン【歌詞・分析データ】Spitz:Robinson【Lyrics / Data】
スピッツ・ロビンソン / Youtube
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↑(spitzclipsさんから引用)
歌詞:Lyrics
新しい季節は なぜかせつない日々で
河原の道を自転車で 走る君を追いかけた
思い出のレコードと 大げさなエピソードを
疲れた肩にぶらさげて しかめつら まぶしそうに
同じセリフ 同じ時 思わず口にするような
ありふれたこの魔法で つくり上げたよ
誰も触われない 二人だけの国 君の手を離さぬように
大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る
片隅に捨てられて 呼吸をやめない猫も
どこか似ている 抱き上げて 無理やりに頬よせるよ
いつもの交差点で 見上げた丸い窓は
うす汚れてる ぎりぎりの 三日月も僕を見てた
待ちぶせた夢のほとり 驚いた君の瞳
そして僕ら今ここで 生まれ変わるよ
誰も触われない 二人だけの国 終わらない歌ばらまいて
大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る
大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る
ルララ 宇宙の風に乗る
データ分析表 : Data
作曲者 / song writer | 草野正宗 = Masamune Kusano |
作詞者 / lyric writer | 草野正宗 = Masamune Kusano |
曲の長さ(秒)/ song length (sec) | 261 |
前奏の長さ(秒) / prelude length (sec) | 35 |
人数 / members | 4 |
年代 / year | 1995 |
ジャンル / genre | soft pop/jungle rock |
歌詞文字数 / characters | 339 |
メロディの数 / numbers of verses | 2 |
メロディの種類数 / verse type | 3 |
総メロディ数 / all verses | 6 |
サビの数 / numbers of choruses | 2 |
サビの種類数 / chorus type | 2 |
総サビ数 / all choruses | 3 |
サビの位置 / chorus position | メロディ後 : After a melody |
間の数(5秒以上) / interval (5sec minimum) | 3 |
使用楽器の数 / instruments | 4 |
使用楽器の種類 / instruments type | guitar, b guitar, drums, keyboard, etc… |
曲調・曲色 | オルタナティブ調 |
歌詞色・概要 | 死・愛・切なさ |
補足
ロビンソンを作詞作曲した草野正宗さんは、福岡県早良区出身。
その草野さんですが、どうやらロビンソンが「長きに渡りヒットした事」が意外だったよう。
未だカラオケで多くの人達に歌われているロングセラーとなったこの曲ですが、
作曲当初は「あまりヒットしないだろうな」と思い、
だから、「何故長くこんなにも売れたのか、今でも分からない」のだそう。
聴いている私達からしたら、逆に不思議ですね。
で、話は歌詞の話に移ります。
個人的に、スピッツがテーマの1つとして掲げる「死」を
最も上手く表現出来ている曲だと思います。
冒頭
「新しい季節は なぜかせつない日々で」
この部分で、もうこの曲のテーマというか
「哀しい曲なんだな」という事が分かります。
そして色々な場面で
「河原の道 / 走る君 / 疲れた肩
片隅に捨てられて / 呼吸をやめない猫
うす汚れてる / ぎりぎりの / 三日月」
という言葉が報われない、アンハッピーエンドなんだなという事を勘繰らせます。
その上で
「同じセリフ 同じ時 思わず口にするような ありふれたこの魔法」
や
「誰も触われない 二人だけの国」
なんて言葉が並ぶ…。
確かに在ったはずなのに、
消えてしまった。
直接的な言葉は無いのにも関わらず、
そんな感情が歌詞から読み取れます(私は)。
ちなみに、曲名の「ロビンソン」は、
草野さんがタイを旅行した際に印象に残っていた
「ロビンソン百貨店」から命名されたもので、
曲とはあまり関係が無いみたい。
オリコンシングル売上の最高位は週間4位、月間5位。
しかし、この曲がスピッツにとって最初にTop10入りした曲であると共に、
2018年現在までで最大のヒット曲となっています。
ちなみにYoutubeのスピッツの動画再生回数においても、
PVを出している曲の中で2018年6月24日現在、再生回数トップです。
最後に、超どうでも良い情報ですが、
私なーしょーもスピッツで「ロビンソン」が一番好きです。笑
終
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